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「ONE PIECE」矢尾一樹が新フランキー役・木村昴に「スーパー」と海パンを継承

2024/12/22 20:27

尾田栄一郎「ONE PIECE」のステージイベントが、本日12月22日に千葉・幕張メッセで実施された「ジャンプフェスタ2025」にて開催。アニメでモンキー・D・ルフィ役の田中真弓、ロロノア・ゾロ役の中井和哉、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、サンジ役の平田広明、トニートニー・チョッパー役の大谷育江、ニコ・ロビン役の山口由里子、フランキー役の矢尾一樹、ブルック役のチョー、ジンベエ役の宝亀克寿、フランキー役の後任に決まった木村昴が登壇した。

開幕直後スクリーンにはマンガのシーンが映し出され、キャスト陣の生アフレコからスタート。登壇者の人数も多くわいわいとした雰囲気の中、田中のスマートフォンで撮影した写真を紹介する「真弓のスマホ写真館」を展開する。田中がNHKドラマ「虎に翼」に出演した際の写真を披露し、ドラマのスタッフが「ONE PIECE」ファンであったことから出演が決定したという経緯を明かす。さらにアニメの25周年を記念したラジオの収録現場での集合写真や、フランキーの銅像の前での田中と山口の2ショット、「ワンピースデイ」での集合写真を紹介。またキャスト陣がアニメ1111話の節目に、“ゾロ目”にちなんでゾロのイラストが描かれたケーキを囲む様子も公開された。

ステージでは「ジャンプフェスタ2025」の会場で本日決勝戦が行われた「ONE PIECEナレッジキング決定戦」の表彰式も実施。優勝者には、選んだキャラクターを尾田が描き下ろした色紙がプレゼントされる。優勝者が昔から好きなキャラクターとしてゾロを選ぶと、中井は満足げに微笑んだ。中井演じるゾロからのお祝いの言葉も贈られる中、温かな拍手で優勝者が讃えられた。

ここでフランキーの映像が流れ、観客が大きな声でフランキーを呼ぶ。するとフランキーが活躍した原作のシーンにキャスト陣が声を当てる「スペシャル原画ライブ フランキー名場面集」が始まった。ゴーイングメリー号との別れや、フランキーが仲間になるシーンを始め、数々のシーンが再現される。

その後、フランキー役を卒業することが発表されている矢尾を送り、新キャストを迎える「サンクス アンド ウェルカムパーティ」がスタート。矢尾が新キャストを呼び込み、木村が登場すると会場には歓声が響きわたる。木村は深々とお辞儀をして観客に挨拶した。フランキー役を木村が演じるにあたり、矢尾はフランキーのセリフ「スーパー」を伝統的に受け継いでほしいと伝える。そして木村と2人でしばらく「スーパー」の発音を繰り返した後、ともにフランキーおなじみのポーズを披露。さらにキャスト陣、観客も交えて「スーパー」のポーズを取り、記念撮影が行われた。

尾田からのメッセージも寄せられ、矢尾への感謝や木村への挨拶の言葉が送られる。また実写ドラマへの思いや意気込み、撮影で南アフリカへ視察にいった楽しい思い出も綴られた。今後の期待を煽るメッセージが続く中、エルバフでの物語にも言及。のんびりとした雰囲気が、ある男の登場で乱されること、“あの男”が世界をかき回すという今後の展開についても語られた。

ステージも終盤になり、キャスト陣はそれぞれ矢尾への感謝を伝え、これから仲間となる木村を歓迎する。田中は矢尾が卒業する寂しさと、木村の仲間入りを喜ぶ感情が入り乱れているという心境を素直に述べた。矢尾はキャスト陣、ステージやアニメ、原作のスタッフ陣、観客や配信の視聴者、友人や家族にも丁寧に感謝を述べる。そして再会を約束する言葉で挨拶を締め括った。その後全員で「Family」を合唱。全員が肩を組み、「スーパー!」と「メリークリスマス!」を叫び、ステージを降りる。

最後には矢尾が1人でステージに再登場。フランキーの赤い海水パンツを厳かにステージに置き、笑顔でステージを去る。そこに続いて現れた木村が海水パンツを拾い上げ、それを自身に堂々と当てがう。寂しさを吹き飛ばすようなコミカルな演出に、会場も笑いに包まれる中、ステージは幕を下ろした。

尾田栄一郎氏コメント

ス~~~~パ~~~~!!!
矢尾さん! カマバッカ的バーに連れてってくれたあの日の思い出忘れません! 長い間フランキーでいてくれてありがとうございました!! どこへ行こうと仲間だぜ!! そして昴さん、以後どうぞよろしくお願いしますー!!
―それでは改めまして

ジャンプフェスタへご来場の皆さん、こんにちは!!
フィジカルで、プリミティブで、グラマラスな尾田栄一郎です。
さー今年はアニメ25周年という事で色んなイベントが目白押しでスタートしまして、原宿ショップオープン、ONE PIECE BASEリリース、あれよあれよと2024年が終わっていきます。大勢のスタッフに深々と感謝です! 「FAN LETTER」もよかった! 何と言っても僕は実写版の撮影地、南アフリカ初視察が楽しかった! レポートでも書きましたが、現地のスタッフ、キャストのONE PIECE愛には感謝と共に身が引き締まる思いです。

人から、「ONE PIECE は世界で人気なのになぜ今更実写化頑張るの?」って聞かれます。はい、“世界の漫画アニメ業界”ではだいぶ知って貰えてます。でも世界にはもっと広い公園があるよって言われたら、行ってみたいじゃないですか!! だから、「原作」も「アニメ」も「映画」も「実写」も全部本気でやります!!
というわけでONE PIECE、来年も色んな企画や発表の準備をしてくれてます。TVアニメの再開もご期待ください。時代に即した体制で、よりみんなで楽しみ易くなると思いますよ~~!!

そして原作は、とうとうエルバフにやってきました! のんびりとした国ですが、ある男の登場で静寂は破られます!
一方、その他の海にも異変が! あの男がついに、世界をかき回し始めます!! 呼吸を整えてください。もう息をつけなくなるかも知れないっ! 来年のONE PIECEもスーパーご期待ください~~!!!

Eiichiro Oda

(コミックナタリー)
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