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「松本零士展 創作の旅路」詳細公開 999号がエントランスに、初公開の創作ノートも

2025/4/17 11:56

松本零士没後初となる大規模展覧会「松本零士展 創作の旅路」の詳細が公開された。

「松本零士展 創作の旅路」はデビュー前の作品から代表作まで、300点以上の直筆原画をはじめ、初公開となる貴重な資料を展示。また実際に執筆に使用していた道具や書籍、インタビュー映像、思い出の品々を通じ、マンガ家としての松本の歩みや、マンガだけに留まらない表現者としての軌跡を辿る。

ビル群や東京タワーなどの景色を望むロケーションの「エントランス演出『銀河鉄道999』「出発のバラード」では、「銀河鉄道999」の駅のプラットホームと、銀河超特急999号のモニュメントが来場者をお出迎え。会場に流れる楽曲、「銀河鉄道999」のアニメーションを映し出す大型映像で、“創作の旅路”のはじまりを演出する。

展示は松本の創作の旅路をたどる3つのゾーンで構成されている。1つ目のゾーン「歩みを刻む_零士メーター」には、福岡・小倉でマンガ家を志した14歳の頃の作品「虫の世界探険記」をはじめ、四畳半の下宿でマンガ家としての第一歩を踏み出した初期の少女マンガ、極貧生活の経験から個性の大切さを描いた1971年の作品「男おいどん」などが登場。松本が好んで作品に描いた計器“零士メーター”の時の刻みになぞらえて展示される。さらに初公開となるデビュー当時の貴重な「創作ノート」も公開。「宇宙戦艦ヤマト」のマンガ版原画、「宇宙海賊キャプテンハーロック」の原画や直筆の絵コンテで、松本の創造力の源に迫る。

2つ目のゾーン「唯一無二の 創作宇宙」では「銀河鉄道999」第1話の貴重な原画を展示。また宇宙、女性、メカといった松本の作品を特徴付ける要素が、緻密な描画技術と巧みなストーリー構成によって、どのように形作られていったのかを探る。さらに、実際に使用していた画材や参考書籍、愛用の帽子といった思い出の品々も飾られる。

3つ目のゾーンは「Artist Leiji Matsumoto」。独創的・芸術的な表現力を持ち、一枚の絵だけでメッセージや世界観を伝える松本が描いたカラー原稿がお目見えする。「男おいどん」「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」など、松本の代表作を彩る貴重な原画を展示予定だ。

東京シティビュー公式Xでは、4月27日23時59分まで15組30人に展覧会にの招待クーポンをプレゼントするキャンペーンを開催。公式アカウントをフォローし、「#松本零士展X投稿キャンペーン」を付けて松本の作品に登場する憧れのキャラクターと、その理由を投稿すると参加できる。

「松本零士展 創作の旅路」は、6月20日から9月7日まで東京・東京シティビューで開催予定。東京での会期後は、福岡・北九州市漫画ミュージアムに巡回する。

「銀河鉄道999」50周年プロジェクト 松本零士展 創作の旅路

期間:2025年6月20日(金)~9月7日(日)
会場:東京都 東京シティビュー

期間:2025年9月27日(土)~2026年1月12日(月・祝)
会場:福岡県 北九州市漫画ミュージアム 企画展示室

(コミックナタリー)
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