集英社が運営するマンガアプリ・少年ジャンプ+の10周年を記念した初の展覧会「少年ジャンプ+展 JUMP PLUS 10TH ANNIVERSARY」が、本日4月18日に東京・寺田倉庫G1ビルで開幕した。本記事では会場の様子をレポートする。
展覧会は「ジャンプ+展スペシャルシアター」からスタート。少年ジャンプ+作品のキャラやシーンが収められた映像が、迫力あるスクリーンに投影される。続く赤を基調とした「ジャンプ+ロード」では、壁や天井に第1話の名シーンを収めたパネルが登場。また別の壁面には、創刊時から現在までの連載作品377タイトルのバナーがずらりと並んだ。脇に位置する小部屋には、少年ジャンプ+のこれまでの歩みをまとめた10年間の年表と、「正反対な君と僕」など16作品の第1話カラーページが展示された。
場内には「SPY×FAMILY」「怪獣8号」「ダンダダン」の3つの作品にスポットを当てたエリアが登場。随所に各作家のコメントパネルも掲出されている。「SPY×FAMILY」エリアでは、23点の額装展示のほか、ボンドとアーニャと一緒に写真を撮れるフォトスポットや、作中の1コマが描かれたキャンバス、阿賀沢紅茶ら少年ジャンプ+作家が描き下ろした黒板落書き風のアーニャイラストなどが展示された。「怪獣8号」エリアは作品の迫力を感じられる空間に。本編の合間に掲載される「怪獣百景」のカラーイラストを展示するコーナーでは、松本直也のコメントパネルに、初公開の情報も収められた。「ダンダダン」エリアではキャラクターごとにパネルなどを展示。天井にはキャラクターの印象的なセリフパネルが吊るされている。またターボババアから逃げるオカルンとモモと一緒に写真を撮れるフォトスポットや、微細な描き込みが特徴的な見開きページの展示コーナーが設けられた。
そのほか、各エリアの間には展覧会用に描き下ろされたキャラクターたちの等身大イラストや、各作品の名セリフを集めた「ジャンプ+名言ウォール」、読み切りや“神回”にスポットを当てた展示が登場。各曜日の連載作から2作品をピックアップし、カラーイラストや複製原画を展示する「ジャンプ+の1週間大集合」コーナーも用意されている。最後は、自分の好きな作品に“いいジャン”できる「いいジャンウォール」と、少年ジャンプ+の連載作家が直筆で描いたアートウォールで締めくくられた。
「少年ジャンプ+展 JUMP PLUS 10TH ANNIVERSARY」は本日から5月18日まで。チケットは全日程日時指定制で、現在発売中だ。日程によっては売り切れているため、詳細は公式サイトを確認しよう。
「少年ジャンプ+展 JUMP PLUS 10TH ANNIVERSARY」
期間:2025 年4月18日(金)~5月18日(日) ※会期中無休
時間:10:00~18:00 ※最終入場は17:30。 ※4月27日(日)、5月18日(日)および金・土・祝前日は10:00~20:00、最終入場19:30。
会場:東京都 寺田倉庫G1ビル
主催:集英社 少年ジャンプ+編集部
企画・設計・制作:丹青社
協賛:寺田倉庫、イープラス
(c)少年ジャンプ+10周年/集英社
(コミックナタリー)