連続テレビ小説「あんぱん」に、手塚治虫をモデルとした手嶌治虫(てじまおさむ)役で眞栄田郷敦が出演する。
手嶌は柳井嵩が上京後に出会う天才マンガ家。のちに嵩にアニメーション映画「千夜一夜物語」のキャラクターデザインと美術を依頼することになる。眞栄田は役どころについて「自分から勝手に降りていく神様、温厚だけどこだわりが強く、漫画を愛してる、そんなイメージを持ってます」と語った。
やなせたかしと小松暢の夫婦をモデルにした「あんぱん」は、2人があらゆる荒波を乗り越え「アンパンマン」にたどり着くまでを描くドラマ。やなせをモデルとした柳井嵩役は北村匠海が、小松をモデルとした若松のぶ役は今田美桜が演じている。
眞栄田郷敦(手嶌治虫役)コメント
朝ドラ初出演で「漫画の神様」と呼ばれる手塚治虫さんをモデルとした人物を演じさせていただくのは大変緊張しますがやりがいを感じてます。
自分から勝手に降りていく神様、温厚だけどこだわりが強く、漫画を愛してる、そんなイメージを持ってます。
自分にできる精一杯の自分らしい手嶌治虫を演じて、やないたかしさんの人生に大きな影響を与えられる説得力のある人物でいたいです。
倉崎憲(チーフ・プロデューサー)コメント
誰もが知る“漫画の神様”手塚治虫さんをモデルにした手嶌治虫役を、眞栄田郷敦さんに担っていただきます。ある日、思いがけない形で嵩の人生と交錯して化学反応を起こすことになる存在。嵩にとってとてつもない才能が年下の世代に存在して、嫉妬という言葉だけでは表せないような感情になります。それは嵩を演じる北村匠海さんにとっても、ある意味脅威となるような年下の才能あふれる役者であるべきだと考えた時に、眞栄田郷敦さんだと思いました。ストイックでこだわりが強くて、でもピュアな部分も持ち合わせていて。そんな郷敦さん演じる手嶌治虫を皆さんに早く見ていただきたいです。
(コミックナタリー)