山川直輝原作による朝基まさし「マイホームヒーロー」が舞台化。鈴木拡樹らが出演、演出を加古臨王が務め、11月13日から24日まで東京・クラブeXで上演される。

「マイホームヒーロー」は、しがない会社員・鳥栖哲雄とその家族を描くクライムサスペンス。愛する娘の彼氏が、彼女を陥れようとする危険な人物だと知ったことから、哲雄は家族を守るため、命と知力を賭けた裏社会との闘いに身を投じていく。2017年から2024年にかけてヤングマガジン（講談社）で連載され、単行本は全26巻が刊行された。また2023年にTVアニメ化、2024年にはTVドラマ化と実写映画化を果たすなど、さまざまなメディアミックス展開も見せている。

鈴木は主人公・哲雄役を担当。また半グレ実行部隊のリーダー格の青年・間島恭一役を阪本奨悟、哲雄の妻・鳥栖歌仙役を天華えま、娘の零花役を佐當友莉亜、組織上層部の凄腕の詐欺師で哲雄が殺した延人の父親・麻取義辰役を久保田秀敏、半グレ組織のリーダー・窪役を高木俊が演じる。そのほか、麻取延人役で書川勇輝、竹田役で足立英昭、シンゴ役で藤井惇成、響役で花村すいひ、間島恵子役で新原ミナミ、志野役で三上俊が脇を固める。脚本は月森葵が担当。この発表に伴い、加古からはコメントが到着した。

チケットは、特典付きのSS席とS席を用意。特典としてオリジナルチケット風クリアカード、ランダムブロマイドが付属する。チケットのオフィシャル先行抽選予約は、本日7月31日正午より受け付けている。

加古臨王（演出）コメント

二年前の夏。
原作漫画と出逢い、一目惚れならぬ、“一読惚れ”しました。

──もし、愛する存在を失いそうになったら、人は、どんな行動をとるのだろう。

心と行動は、時に同じ方向を向き、時にすれ違い、やがて別々のベクトルへと進んでいく。
心の内側では、静かに、あるいは激しく、葛藤が生まれる。

この繊細な心理の揺らぎを演劇で表現できたら、どれほど面白いだろう。
そう思ったあの日から、ずっとこの作品と向き合ってきました。

この機会をいただけたこと、大変光栄に、そして嬉しく思います。
心強いカンパニーの仲間と共に、作品を立ち上げていく時間が楽しみでなりません。

舞台「マイホームヒーロー」

日程：2025年11月13日（木）～11月24日（月・祝）
会場：東京都 クラブeX
料金：SS席（前列2列 / 特典付き）14500円、S席11000円

スタッフ

原作：山川直輝・朝基まさし「マイホームヒーロー」（講談社「ヤングマガジン」所載）
演出：加古臨王
脚本：月森葵
主催：舞台『マイホームヒーロー』製作委員会
制作：Office ENDLESS

キャスト

鳥栖哲雄：鈴木拡樹
間島恭一：阪本奨悟
鳥栖歌仙：天華えま
鳥栖零花：佐當友莉亜
麻取義辰：久保田秀敏
窪：高木俊
麻取延人：書川勇輝
竹田：足立英昭
シンゴ：藤井惇成
響：花村すいひ
間島恵子：新原ミナミ
志野：三上俊

※高木俊の高ははしごだかが正式表記。