タイトルにもなっている鎌倉は、仕事によるストレスで退職して以来、ゴミ屋敷に引きこもって暮らしている30歳。本作は、そんな鎌倉が、ひょんなことからアパートの隣人・荒井と出会い、救われていく物語です。
心が疲れて「何もしたくない」鎌倉に対して、この汚部屋の住人を「何とかしたい」荒井。大家の前で庇ってくれたばかりか、劣悪な状況となっている部屋の掃除を手伝ってくれるほど！ お人好しでお節介な荒井を最初こそ冷たくあしらっていた鎌倉ですが、どんなことがあっても自分を見捨てない彼に、じわじわと凝り固まった心を解かされ……死んでいた魂が再生していくのです！ 実は荒井もまた過去に負い目を抱えているのですが、鎌倉との生活の中で前を向き始める姿は……「これぞ相互救済！！」と叫びたくなるほど尊いです！
また、あくまでスタッ腐個人の感想にはなりますが、読んでいる間、脳内がずっと「無音（ノーBGM）」だったのも印象的！ まさに「しっとりとした大人の恋」を堪能できました！

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
仕事で心が疲れ、今はゴミ屋敷に引きこもって暮らす鎌倉の時間に入り込んできたのは、話したこともない隣人の男。おせっかい男とゴミ屋敷住人の奇妙な運命が、始まる――…？

バツイチのダメンズ・円山は、借金返済のため幼馴染の大澤を頼りますが、代わりに恋人になるように言われて……？
鈍感で絵に描いたようなクズなのにどこか憎めない円山と、ツンデレ（ツンツン成分80％）でなかなか好きと言えない大澤の攻防がたっぷりと描かれています。最初こそ借金返済のため大澤の恋人になった円山ですが、どんどん大澤への気持ちが芽生えていく過程に目が離せません！ もだもだな2人の恋模様ですが、「女の子しか好きになったことがない」円山に対して大澤が抱く葛藤に切なくなります。ずっと前から好きだったけれど、好きだからこそ捨てられたくない……そんな不安な気持ちになってしまう大澤がもどかしい……！ しかーし！ 普段はどうしようもないダメ男・円山が、ここぞとばかりに真っ直ぐぶつかっていくときの眩しさたるや！ 大澤との間にある壁を取り払っていく彼の素直さが魅力的です！
幼馴染のほろ苦ラブ、ぜひチェックしてください！

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
無職でバツイチ。絵に描いたようなろくでなしの円山は、借金を肩代わりしてもらう代償に、幼馴染の大澤の恋人になる。どうやら大澤は円山のことが好きだったらしく……？

リストラされ無職になった山岡は、突然思い立って訪れた離島で観光客の案内人・アキラと出会います。最初は、年下なのに妙に距離が近く女子にもモテるアキラに嫌悪感を抱いていましたが、ある出来事を機に初めて彼が弱っている姿を見せて……。皆さんもうお分かりですね？ そう、山岡はアキラを抱きしめてしまうのです！
ますます山岡に懐くようになったアキラと、そんなアキラをまんざらでもない様子で受け入れていく山岡……縮まっていく距離感にドキドキが止まりません！ 特に、アキラが「山岡さんがいいんだ」「好きになっちゃったよ だから一緒にいたいんだ お願い」と星空の下呼び出すシーンは、BL図鑑に登録したいレベルの名告白！ ロマンチック度が限界突破しています！
無職のアラサーが、島育ちのまっすぐな青年に振り回され絆されていく……。最上級の癒しと胸キュンをお届けする本作をぜひご一読ください！

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
山岡が訪れた離島は最高のオアシスだったが、そこで出会った年下の島民のアキラが山岡を苛立たせる。しかし、なぜかアキラは山岡に懐き、さらに「この島で暮らさない？」と誘ってきて…？

見るだけのお仕事です！ 無職男×見られたい男の純愛ストーリー！
会社が倒産し、公園で打ちひしがれていた五藤の前に現れた、妙に雰囲気のある謎の男“NEW”。1回2時間で5万という怪しいバイトを紹介されるも、その内容とはなんと彼の「自●行為を見ること」だったのです！ なんて期待を裏切らぬド変態っぷり！ 先ほどまではとんでもバイトについて淡々と話していたNEWでしたが、ラブホに入って自●を始めるなり豹変！ ドン引きしている五藤の視線もお構いなしに快楽に浸り「めちゃくちゃ気持ちいいですっ」と極上のアヘ＆トロ顔を浮かべます。能面の如く無表情だっただけに、予想外すぎるNEWの変わり様に五藤のみならず、読者もびっくりせずにはいられません！ なるほど、想像以上に本物（変態）だ……と思いきや？ 後半で明かされるNEWの行動の理由や五藤への想いが明かされると、まさかの展開に再び驚かされること間違いなし！ ド変態からのこのピュアさといじらしさのギャップは反則です……！

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
工場の倒産で無職になった五藤。途方に暮れていると、見ず知らずの青年がバイトをもちかけてきた。目先の金に釣られるも、仕事内容は「自●を見てほしい」というもので…。

出会い系でア●ルセックス初体験を試みるものの、怖気付いてコンビニに逃げてしまった引きこもりリハビリ中ニートの河東。助けてくれた店員・西原となりゆきで念願の初体験を果たすも、翌朝目覚めると、前日にタイムリープしていて！？ 処女ビッチな河東が、処女厨・西原と最高の初体験をすべく、タイムリープして初体験のリベンジを試みる物語です！
主人公の河東、グダグダな人生の突破口を開くために初体験を……と考えるのがまずぶっ飛んでいるのですが、そこからさらに「タイムリープできたから初体験のリベンジ！」という思考になるのもまた（笑）。しかもタイムリープえっちを繰り返すうちに完全な処女ビッチに成長してしまうところも推せます！ 1話1エロの勢いで、ハート喘ぎ・スケベ擬音満載の濃厚えっちを楽しめるところも魅力的！ さすがピアスレーベル！
読んだら最後、「体から始まる恋はある？」と聞かれたら「YES！」と即答して本作をオススメしてしまうこと間違いなしの作品です！

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
引きこもりオタクな河東は出会い系で初体験を試みるが、怖くなって逃げたところを西原に助けられる。西原に誘われ無事初体験を果たすが、翌朝、昨日にタイムリープしていて…。

社畜の翔真は、定職に就かず自堕落な毎日を送る幼馴染・一花のことを心配するあまり、忙しなく働きながら一花の面倒を見続けています。寝ぼけてキスされたり冗談で手を出されそうになったりしても、頼りない一花を支えられるのは自分だけ。彼を見捨てられないのはどうしてなのか？ 同情か、それとも……？ そんな拗らせた幼馴染の両片想い模様に悶えること間違いなしの作品となっております！
無職である一花は確実に甲斐性なしなのに、時折仕事で疲れた翔真をいたわるようにご飯を作ってもてなし、そして何より彼のまとうゆるふわな雰囲気と、癒し度満点のヘラヘラ笑顔がズルいったらありません！
そんなズルいオトコ・一花が働かないのには、両親を亡くしたことが関係しているのですが、それがきっかけで翔真との関係も拗れてしまい……。お互いに想い合っているのにすれ違ってしまう2人の若さ、切実さが胸に迫る極上の幼馴染BLをぜひご堪能ください！

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
周りに結婚してもおかしくないとからかわれるほど、幼馴染・一花の面倒を見る翔真。なんでも器用にこなし、花が咲くように笑っていた一花は…両親を亡くして以来、変わってしまった――。

ライフプランに悩んでいる方に読んで欲しい！ 胸が苦しくも暖かくなる、ゆるやかで読み心地の良い作品です。
優秀なMRだった吾妻朔太郎は、ライバルの久慈静の退職をきっかけに、エリートの道から逸れ始め、追い詰められた末に自らも仕事を辞めてしまいます。無職のまま夜遊びをしていた時、元同僚の久慈と偶然再会し、仕事の手伝いをすることになって……。
久慈の現在の仕事は翻訳家。この翻訳という仕事が、2人の関係を繋いでいきます。リアリティのある自然な雰囲気、2人のセリフや表情、仕草……そのどれもが美しく、穏やかで趣きのある空気感がページから伝わってきて、いつまでも読んでいたくなる心地よさ。そして何といっても、過去の久慈のパリッとスーツを着ていた姿と、現在の長髪で気だるげな姿とのギャップがたまりません。
大人な2人の色気溢れる恋愛模様だけではなく、ゆっくり寄り添っていく様子も見守りたい……年齢を重ねた大人にこそ読んで欲しい良作です。

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
危うい夜遊びをしていた朔太郎を助けたのは、元同僚でライバル・久慈静。8年ぶりに再会した久慈は嫌味な性格はそのままだが、気だるげな長髪姿で翻訳の仕事をしていて――。

目つきの悪い顔のせいで人生が上手くいかずに嘆く、無職の堤。ある日、紹介された仕事先に向かうと、いかつい顔立ちの熊沢に声をかけられます。人違いなのにミラクルに話が噛み合ったまま、連れて行かれたラブホで一線を越えてしまい、さらには熊沢の営む花屋で雇われひとつ屋根の下で暮らすことに……。
攻めの堤と受けの熊沢がどちらも強面なので、ジジョウ（2乗）でいかつい顔面を楽しめてしまうという斬新な本作。顔が怖い熊沢ですが、笑顔やえっちの時のとろけ具合がとてもかわいくて、乱れた表情がエロすぎるので、ギャップにぎゅんとしてしまいます。そんな無自覚ギャップ萌えが炸裂する熊沢に煽られて興奮した堤が、強引さと雄みを発揮して身体を重ねるエッチシーンはとにかく最高です。強面2人が赤面する姿の愛おしさといったら、もうたまらないです……！
コンプレックスを抱えた似たもの同士の不器用な恋愛模様に、胸がきゅんとさせられること間違いなしですよ♪

10%ポイント還元

＜あらすじ＞
無職で住む所もなく、彼女もできないのは、目つきの悪い顔のせいだと嘆く堤。ある日、仕事を紹介してもらえることになり待ち合わせ場所に向かうと、白スーツに花束を抱えた強面の男に声を掛けられ…。