りいなさんがつけた評価
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最初に興味を持ったのは、旧Twitterでタイトルが分からない本を探す「あやふや文庫」に出ていたから。
そして探されていたのは2巻だったため私も購入して読んでみました。
(のちに1巻も購入)
2話目と3話目を探されていた作品だったそう。
戦争を題材にしたもので、創作だとわかっているのにひきつけられました。
2話目はアメリカが舞台で後味の悪さが残り、3話目も特攻隊員の悲しい別れです。
4話目は帰国命令に従わず日本に残ったアメリカ人の悲劇。
ちなみに1話目は「こもれ陽の下で…」の前(ショートストーリー)。
5話目はデビュー作だそうです。
シティーハンターやキャッツアイのファンの人は1巻のみで満足してしまうでしょうが、是非とも2巻も読んでください。
問題点があるとしたら
1巻2話目のリョウがトシに見えてしまう問題。
でもリョウは瞳に「若夫婦」と呼んでるし(トシは後ろ向きで登場)、平野&竹内も1コマ登場してます。
あとはギャグ要素が強いのにもの悲しいラストが多いかな
偶然巡り会えた作品でしたが、北条司さんの有名ではない傑作にどっぷり浸れます。(閉じる)
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